ハイスペックとオーバースペック
ハイスペックとオーバースペック
先日「ハイスペックとオーバースペック」についてどこかで観たか、聴いたか、読んだか忘れてしまったが、なるほどと腑に落ちた内容だったので自分の考えと合わせて書き起こしておこうとおもいます。
私自身がどこを目指すべきか考えさせられえる機会となりました。
結論から言うとオーバースペックは自己満足
文字通りオーバースペックは自己満足の世界です。
趣味であればいくらでも突き詰めるのは結構ですし極めて行ったほうが面白い。これは間違いありません。
ですが商売となった時、性能を追求しすぎて誰からもそこまでは求めてないという領域に入ってしまうとオーバースペックと言えるのです。
ハイスペック
「高機能であること、高性能であること」
需要があって利用価値がある、そして新しかったらなおいい。そんなものを指すと思っています。
スマートフォンがその良い例ではないでしょうか。(特に若い世代の人たちにとっては使いこなしていけるので)
ですがこの先どう転ぶかによってスマートフォンもオーバースペックになりかねないのも事実。
オーバースペック
「過剰に高性能なこと、過剰性能」
引き続きスマートフォンでお伝えするとカメラ、LINE、SNS、Google検索、電話だけしか使ってないという人にはすでにスマートフォンもオーバースペックになっているかもですね。
オーバースペックに陥ってしまったのが、ガラケーの小型化と軽量化。日本企業はそこだけを各社必死に競争し続けた結果アップルのスマートフォンに市場を喰われたといった感じではないでしょうか。
誰も小型化最軽量は求めてなかった…
追求する方向性が間違ってしまったため淘汰されたわけです。
需要と供給のバランス
ではどこを目指すべきか?
私なりに考えたのは5段階で言えば4をおさえていれば大体いけるということ。
私たち美容師の仕事で言うと
お客様の求めるのが5段階中3のところだとします。
3の仕上げはお客様にとっては希望通りなので満足、合格点です。
ですが私たちはその一歩先の4であることが大事だと思っています。
満足の先、感動です。
お客様のご要望以上の仕上げにするため自分のスキルを身につけるのです。
ですが5まで追求していくともはやお客様にはあまりわからない領域に入ってしまう可能性があるのです。
同業者にしかわからないようなディテールだったり。
職人美容師さんが結構そこを追い求めます。
決してディスっているわけではなく、私も5まで到達している美容師さんを尊敬しますし憧れます。私もそこを目指したいと思ってしまうタイプです。
常にアップデートされる世の中
年々思うことですがSNSの普及により一般のお客様の知識もどんどん高まってきました。
ですので求められるクオリティも高まっています。
10年前5段階の4に当たるところが今は3になっていると思いますし、それに合わせて私たち美容師もスキルアップをしなければならない。
つくづくこの業界は常に学びが必要なんだと思いますね。
大事なのは今の自分のスキルがどの位置にあるのか見極められないといけない、必要に応じてアップデートを繰り返すこと。
あぐらをかいていると求められない美容師に…
まとめ
美容師として5段階の5を目指すのもいいですが、常にハイスペックとオーバースペックの境界線となる4の位置を見極めスキルを磨くこと。
時代は多様化しています、5まで突き詰めるのに使う時間が1つ分浮くわけですから、お客様にとって有益な新たな価値の勉強をするのも良いのではないでしょうか。
今回は美容師さん向けな記事となってますが、色々な業種でも言えることだと思います。
参考になれば幸いです。
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