ヘアスタイルの良いオーダー方法【ヘアスタイル】
ヘアスタイルの良いオーダー方法
ヘアスタイルの良いオーダー方法を知りたい方って結構多いのではないでしょうか。
実はこれ、お客様が実践してくださると美容師にとってもとても助かる内容なのです。
ヘアスタイルの良いオーダー方法のポイントを知れば美容師さんにちゃんと伝わるので、希望のヘアスタイルにきっと近づきます。
しっかり覚えて、ぜひ実践してみてくださいね。
美容師がカウンセリングしていること
まず美容師はこんなことを考えたながらカウンセリングしています。
お客様がヘアスタイルをオーダーする時、美容師側も頭の中がフル稼働していて目や耳で情報を仕入れながらお客様にとって最適解を導き出していきます。
髪の質(クセの度合いや太さ等)、骨格、ダメージや施術履歴などの視覚的情報からイメージし、お客様の好みをファッションや話から探り、ライフスタイルからヘアスタイルに制限がないか知る。
カウンセリングの中でこれらの事を考えながら、お客様の要望に擦り合わせていくのです。
ですから初回のカウンセリングが長引いてしまう可能性があるためDACXNUUでは初回来店の方のカウンセリング時間を30分確保しているのです。
(必ず30分かけるわけではありません、必要な情報が入り、スムーズにカウンセリングが進めば5〜10分でカウンセリングが終わることもあります)
ということで
ヘアスタイルの良いオーダー方法=美容師が押さえたいポイント
になります。
次の項目で箇条書きにしてまとめてからポイントごとに解説いたします。ぜひご覧下さい。
オーダーポイント
①オーダーしたいスタイルのビジュアルを用意し好きなポイントを伝える
「百聞は一見にしかず」と言いますが、本当にその通りです。
希望のスタイルを叶えるにはビジュアルで共有できることが何よりも近道でしょう。
そして、そのスタイルのどこが良いと思っているのか美容師さんに伝えましょう。
例えばショートボブの画像だったとして、襟足のシュッとした感じだったり、奥行きのある後頭部丸みの感じだったり、顔周りの前髪の長さの雰囲気だったり、好きだなぁと思うポイントを明確にする。
そうすると美容師さんはカットでそのポイントをこだわってくれます。
②自分がいつも一番気にしているポイントを伝える
普段何気なくカットしてもらってる方も多いと思うのですが、絶対一箇所は何かしらのこだわり、または気にしているところがあると思います。
私の場合、耳の高さが左右で違うので両サイド共に耳下の長さに設定してカットすると正面から見た時の左右の長さが変わってしまうんです。
なので耳の高さは片方設定したら正面から見た時に左右が合うようにカットしてもらいたい。
といったように気にしているポイントを伝えるんです。
女性だと前髪にこだわってる方も多く、小顔に見せたいから前髪のはじの部分は長めに残したいとか、そういったポイントを美容師は知りたいと思っています。
③髪の質(クセ、毛量)、骨格で悩んでいる事を伝える
髪の質ではクセや毛量があげられます。
(クセ毛)
色々なタイプのクセがありますが、基本はウネリとハネで悩まれている方が多いです。
(毛量)
多いか少ないかが悩みの種でしょう。
(骨格)
顔の場合、エラ張り、面長、絶壁、ハチ張りetc…
全身の場合、身長が低い、太っているetc…
のようにさまざまな悩み要素を誰しも持っていたりします。
ですが大事なことがあり、お伝えしたいのが
悩み部分をダメな部分だと思わないでください。
私もクセ毛ですが周りはパーマをかけていると思っている人も多いので、消すではなく活かすこともできる場合もあります。
④自分の好きなイメージやファッションの好みを伝える
美容師が新規の方に対応する時、まず外見のチェックをしています。
わかりやすい例で挙げると、カジュアル系、エレガント系、コンサバ系、ナチュラル系などといった風にどのカテゴリーに属するのかを確認します。
ナチュラル系の人にエレガント系のヘアスタイルを作ったところでヘアとファッションがチグハグになってマッチングするわけがない。
ですからちゃんとファッションに合わせたヘアスタイルの提案が必要になります。
それともう一つ。
どんなイメージにしたいのか伝えましょう。
「大人っぽいイメージ」「可愛いイメージ」はたまた「強いイメージ」「優しいイメージ」が良いのかなどでも良いです。
美容師は「大人っぽい」「可愛い」の二択の時、前髪に関してこんな提案をすることが多いです。
大人っぽい…前髪なしで長めで流す
可愛い…おろす前髪をしっかり作る
こういった具合にポイントでイメージを表現して行くのです。
⑤ライフスタイルでの制限の有無を伝える
社会の中で生きて行くには重要なことなのですが、職場や学校などご自身が関わっている場所でのルールがあることでしょう。
私たち美容師はそういったライフスタイルも考慮した上で最善の提案をする必要があります。
もし職場でカラーは7レベル(少し茶色いぐらい)までと決まっているお客様にハイライトを入れたいとオーダーされた時、かしこまりました!と即答することはできません。
本当にそれをして職場で大丈夫なのか、それによるリスクなどをちゃんと理解されているか確認する所まで美容師の仕事だと思っています。
ですから、どれぐらいの範囲内で施術が可能なのか理解した上で私たちは提案していきたいので、お客様にはライフスタイルでの制限があるかどうかを美容師に伝えてもらいたいのです。
⑥普段のヘアケアとスタイリングの有無をつたえる
普段のお手入れとスタイリングがどれくらいできているかどうかの情報は美容師からすると、非常に必要な情報です。
レベルによっては、色々と教えなければなりません。
美容室帰りのスタイルを1週間後も1ヶ月後も綺麗を保つためには、ヘアケアとスタイリングが必要不可欠となります。
案外これを怠る方が多いのも事実。
髪の状態は美容室直後が100%だとすると、1週間後は90%、2週間後は80%……1ヶ月後には50%まで下がっていくかもしれません。
ちゃんとヘアケアをすれば1ヶ月後だって80%を保てているなんてこともあるんです。
スタイリングも同じです。
美容師はお客様の髪をしっかり乾かし、ブローし、綺麗に巻いて、スタイルに合わせてスタイリング剤をつけてお仕上げします。
それを家では半乾きで終わり、ブラッシングもしない。
美容室仕上げ=自宅仕上げ
とはならないでしょう。
お客様がイメージしている理想のヘアスタイルはきっとスタイリングがなされているはずです。
ですからマネして頑張りましょう。
⑦必要以上に美容師のテクニックに制限をかけない
美容師は国家資格を持ったプロです。上記のような情報をしっかり頭に入れた上で、最大限の努力をしますのでテクニックに関しては任せて欲しいのです。
その時に美容師のテクニックに制限をかけられると100%のパフォーマンスが発揮できず90〜80%の仕上がりになる可能性だってあります。
例えばセニング(スキバサミ)の有無です。
お客様の中にはセニングを使わないで欲しいとオーダーされる方がいます。
美容師にもセニング使う派と使わない派がいて、私は使う派です。
というか必要な部分には使った方が良いと思っている美容師です。
絶対使わないで欲しいと言われると100%を発揮できないので私は結構困ってしまいます。
どうしてもそれを望む場合は、セニングを絶対使わずハサミだけでカットしますというのを売りにしている美容師さんを探されることをお勧めします。
⑧美容師の提案をどこまで受け入れられるか、はっきり答える
上記の内容を考慮した上でお客様のニーズに合うよう、美容師から「こうした方がいいよ」と違うメニューを提案してくる場合があります。
その場合、料金が変わってきたり、時間が変わってきたりと色々お客様にとっての負担も変わってきます。
どこまで受け入れることが可能なのか、カウンセリングの時点でしっかりと美容師に伝えてください。
「イエスorノー」をはっきり伝えてもらった方が美容師は切り替えがしやすく、可能な範囲の中での最適解を頑張って施術できます。
⑨丸投げの『おまかせ』はしない方がいい(特に初回)
何年も同じサロンに通っていると美容師はお客様の好みやこだわっているポイントをしっかり把握しているのでお任せしても的を外すことはないと思います。
ですが初回はできるだけなりたいスタイルを明確にしていった方が良いでしょう。
もし完全お任せをしてロングだった髪の毛を似合うからと言ってベリーショートにされても受け入れられますか?
似合っていたとしても心の準備ができていないので受け入れづらいと思われます。
まとめ
ヘアスタイルの良いオーダー方法はお分かりいただけたでしょうか。
この9項目を押さえておくと美容師さんとスタイルの共有がしやすくなるでしょう。
ぜひお試しください!
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