脱白髪染めと白髪ぼかし
脱白髪染めと白髪ぼかしで知っておくと良いこと
「脱白髪染め」「白髪ぼかし」というワードを認識している人はだいぶ増えたのではないでしょうか?特に白髪を気にされている方は一度は耳にしたことがあるでしょう。
今回は脱白髪染め、白髪ぼかしで知っておくと良いことを書いていきます。
実際のところ何をするの?
脱白髪染めと白髪ぼかしでポイントとなるのは、
- おしゃれ染めで染める
- ハイライト(メッシュを入れる)
の2点になります。
現状の髪の状態(白髪の量)、施術履歴(今までの白髪染めの有無、白髪染めによる既染部の明るさなど)により、必要なものをチョイスします。
おしゃれ染めで白髪は染まるの?
基本的には染まります。
が、今まで白髪染めでしっかり白髪をカバーしてきた方にとっては薄い染まり具合に感じるでしょう。
白髪染めにはブラウンが言っているので他の毛と白髪が馴染みます。
おしゃれ染には、ブラウンは入っていないため希望色のみが入るので白髪が透明感のある色に見えます。(悪く言えば薄染まりで浮いて見えやすい)
下記に白髪染めとおしゃれ染めの違いを書いた記事があります。参考にどうぞ。
白髪をおしゃれ染で染めるのに向いている人
全体の明るさが明るめになっても大丈夫な人、白髪染めで染めた染まり具合よりも薄染まりでも前向きに許容できる人。
そんな思考の人が向いています。
しっかり白髪が染まっていて欲しい人は白髪染めをした方が良いかもしれません。
白髪の割合によっても馴染みの良し悪しが変わりますので、説明していきましょう。
まず白髪の量による平均的年代層をあげてみます。
- 白髪10%未満・・・白髪が生え始めで気になりだした頃、30〜40代に多い
- 白髪20〜30%・・・本格的に気になって白髪染めをする頃、40〜50代に多い
- 白髪50%以上・・・ずっと白髪染めを続けているが実際自分の白髪の割合がどれぐらいなのかわからなくなっている、60代以上に多い
※上記は、必ず当てはまるわけではないので参考程度に捉えてください
ではおしゃれ染で白髪を染めた場合の馴染み具合を白髪パーセンテージごとに解説します。
みていただくと分かるように、50%以上の白髪だとおしゃれ染めでも馴染みがよく透明感が出てくるので綺麗に見えるようになってきます。
20〜30%の白髪のお客様は薄染まり感に納得できればおしゃれ染めにシフトしていくのも良いでしょう。場合によってハイライトもプラス。
白髪が10%未満の場合は絶対浮くのでおしゃれ染めに加えハイライトも入れた方が馴染みがよく感じると思います。
白髪が多ければ多いほど綺麗に発色します。
白髪を前向きにに捉えてあげましょう。
色の見え方も載せておきます。
ナチュラルに自然な感じを求める方はベージュがおすすめ、赤みが欲しくないクールな感じがいい方にはグレーが良いかもしれません。
載せてませんがベージュにピンクをほんのりブレンドしてあげると顔色も良く健康的に見せれるというのもあります。
ハイライトを入れる
前項でもお伝えしたように、白髪が10%未満(場合によっては20〜30%も)の方はハイライトを入れた方が馴染みが良くなるでしょう。
①細めのハイライトを入れて擬似白髪を作るイメージ
②大概がブリーチで入れることが多いため、ハイライト部分は金髪になるので全体に色をかぶせる。
と言った流れが一般的です。
ここでわかっていただきたいのがブリーチでハイライトを入れるということは、
- ブリーチ部分に強めのダメージが残る
- 金髪が混じる=全体が今までよりも確実に明るくなって感じる(派手に見えやすい)
- 金髪は色が抜けやすいのでまめに色味の補充が必要
- 綺麗に保つためのこまめなトリートメントでしっかりケア
が問題点、やるべきこととして出てきます。
今のライフスタイルを考えた上でどの程度明るくなって大丈夫なのか、今まで以上のケアを継続して習慣にできるのか。
そこまでを考慮した提案を美容師がしなければいけないと思っています。
脱白髪染めを狙ってハイライトを入れたであろう人が色味は抜けきって金髪でキンキンのハイライトになり毛先はバサバサでケア不足・・・なんて人をちょいちょい街で見かけます。
それだと綺麗には見えませんよね。
脱白髪染め、白髪ぼかしをやりたいと思うお客様というのは、きっと白髪をカバーすることだけが目的ではないと思います。
綺麗で若々しい髪になりたい
ここが皆様のゴールなのではないでしょうか。
極力傷ませない、無理をしないことを前提に考えていくとケアとオシャレを両立させられる落とし所が見えてきます。
焦らずに期間を設定して徐々にシフトしていくぐらいの気持ちでいると良いと思います。
「一年かけて仕上げる」ぐらいの気持ちで
脱白髪染め、白髪ぼかしで綺麗に仕上がっていると感じるのは全体がトータル的に10レベル以上の明るさになっている方です。
そこに段階を踏んで寄せていくのが無理な負担がなくて良いと思います。
このブログ記事を読んでいる方は大半が白髪染めをしている方でしょう。
徐々にエイジング毛になってくると髪の艶がなくなったり、毛が細くなってきたりと、10〜20代の頃と比べると髪が弱くなりダメージもしやすくなります。
ですから尚更髪を傷ませないよう配慮が必要になってくるのです。
- 白髪染めで染まっている髪を明るくする
- その毛先の明るさを想定して根元の明るさを決める。
- トリートメントでしっかりケアをする
- 1、2、3を定期的に繰り返す
無理をすれば(白髪染め部分にブリーチ)1〜2回で持っていけるのですが、かなり負担がかかってしまうためあまりお勧めしたくありません。
配慮した方法で進めても早い段階で綺麗なところまで到達する人もいれば一年がかりの人もいます。
綺麗のためには無理なく焦らない
をキーワードに頑張ってください。
白髪染めした髪は明るくしずらい
白髪染めをしている髪というのは染めた部分の色素が結構残留しているため、明るくしたい時に邪魔をしてきます。
この邪魔をするということについては、皆さんが思っている以上に手強いのです。
毛先が黒い、ダークブラウンぐらいに白髪染めされている場合は特に色は抜けづらいです。
ブリーチを使えば明るさは出ますがダメージは否めせん。
14レベルのおしゃれ染め(いちばん明るいカラー剤)を塗ってもワントーン明るくなるぐらいです。(さらに縮毛矯正がかかっていたりすると尚更明るくなりずらい)
毛先がワントーン明るくなるのなら根元もワントーン明るくする。
初期で暗めの髪色の時は根元をおしゃれ染めだけで染めると白髪が染まりが薄く感じると思います(まだ白髪と全体のコントラストが強いので)
ですから根本の白髪のカバーをおしゃれ染めだけ行くのではなく、今後に影響しずらい程度に白髪染めを少し混ぜてあげるだけでも安心感が増します。
毛先は徐々に明るくしつつ、根元は毛先の明るさに合わせて白髪染めの割合を減らしながらおしゃれ染めにシフトしていくと良いですね。
まとめ
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【空き時間と予約可能時間の確認】をわかりやすくした記事を参考にしていただけると助かります。
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