正しい髪の乾かし方8ステップ【ヘアケア】
目次
正しい髪の乾かし方8ステップ
様々なお客様に普段の髪の乾かし方をヒアリングしていてわかったことがあります。それは…
正しい髪の乾かし方を理解できていない
点数をつけるなら30点…これは私の責任でもあります。
私がもっと教え込んでいればこのようなことになっていなかったはずです。
反省です。申し訳ございません!
今回は髪の毛の正しい乾かし方のポイントを8ステップに分けてお教えします。
正しい髪の乾かし方
上記の8ポイントを①から順番に行なって⑧までできるようになれば完璧です。
ポイントごとに解説するので参考になさってください
①乾かす前に洗い流さないトリートメントをつける
アウトバストリートメントをつけることで髪のコンディションを整えることができます。
髪を柔らかくしたり、しっとりしなやかにしたり、またはサラサラと指通りをよくしたり、ハリコシを出したり、なりたい仕上がりによって使い分けることができると良いと思います。
他にもドライヤーの熱から守ったりするものもあるのでダメージレスに乾かすには必需品となります。
つけてから乾かすのとつけないで乾かすのでは仕上がりにだいぶ差が出ますので必ずつけるようにしましょう。
②髪を洗い終わったらすぐ乾かす
結構重要なポイントです。
だいぶ自然乾燥されてから乾かし始める方がいるのですが、癖毛の方は特にNGです。癖が出てしまった髪はドライヤーを当ててもなかなか癖は取りづらいです。
タオルターバンをしたまま放置してしまうのも、外した時に生え際など立ち上がる癖がついてしまったり髪がグシャグシャのまま癖がついてしまうこともありますのでNGです。
基本はお風呂上がり直後にタオルで水分を拭き取りしっかりと濡れている状態からドライヤーをスタートするようにしましょう
③まずは前髪、顔周りから乾かす
顔周りの髪というのは顔を縁取る額縁だとイメージしてください。
顔周りをコントロールできるようになると額縁をバランスよく、そして小さくすることができるので小顔効果につながります。
このポイントをおさえるだけで格段に仕上がりが良くなります。
《真下におろす前髪》
前髪は手で地肌をこすりながら上から風を当てて乾かしてください。(下から風を当てると前髪が割れる、浮くので顔を大きく見せてしまう原因となります)
左右から真ん中に寄せるようなイメージで風を当てます。
癖が出やすいところは指で髪を挟んでひっぱりながら風を当てて乾かすと癖が出づらくなります。
《流す前髪》
流す前髪は根元の方向が大事になります。流したい方向と逆に乾かし根元の方向付けをします。(毛先と根元の関係を知ると理解しやすいです)
《前髪なし》
おろす前髪同様に乾かすことによりくっきりとした分け目がつくことなく自然な分目を作ることができます。
分け目をしっかりつけたい場合は途中から下から風を当てる動作も織り交ぜて分け目のたち上げを意識していきましょう
前髪のほかに気をつけるポイントはこめかみ周辺です。
こめかみ周辺がガッツリと出ていると面積的に広くなりますので顔が大きく見えてしまいます。
こめかみ周辺は顔の中心に毛を集めるようにタイトに抑えながら乾かすと締まりが出て小顔に見せやすくなります。
④全体は根元の方から乾かしていく
全体を乾かしていく時のポイント2つ
・地肌に近い根元から乾かすことにより全体が乾くのが早くなる
・毛先のオーバードライに気をつける
根元から乾かしていくと自然と毛先にも風があたるので根元が乾く頃には毛先も程よくドライしていきます。
毛先から乾かしていくと根元が乾く頃には毛先がオーバードライになってしまいますので気をつけなければなりません。
⑤根元の方向性を意識しながら乾かしていく
前髪の項目でもお伝えしましたが根本の方向性により毛先が流れる方向は変わります。
毛先を向けたい方向と逆に根元を向ければ良いのです。
⑥8割ぐらい乾いてきたところでブローする
昔、美容師アシスタントの頃のブローレッスンで先輩に教わったことなんですが
「ブラシを入れるタイミングは7割ぐらい乾かしてからだよ。」
これは自分的には腑に落ちなかったんです。
7割では、何度か同じ箇所にブラシを入れなければならない。
究極は9割でワンブローかなと思っています。
当時の上司で1人「9割ドライからのブロー」を実践している方がいました。あの方のブローは無駄がなかったしカールとツヤが綺麗だったのを覚えています。
一般の皆様には8割ぐらいがブロースタートとしては最適だと思います。
特に80〜100%のタイミングが一番癖をつけやすい。
だからこのタイミングでブローするのがいいと言われています。
⑦100パーセント乾かす&クーリング
髪の乾かし方でなぜ100%ドライすべきなのか、わかりやすくいうと
髪が乾く瞬間に形が決まる
ブローが上手い人の髪というのはツヤとハリが生まれます。
髪をなびかせてもそこにサラッと戻ってくる。
よくCMで見るような状態になります。
ですからちゃんと100%乾かした方がいい。
95%では仕上げが甘く、105%ではオーバードライになります。
前述のように癖のつけやすい80〜100%のタイミングがブローするのにいいのです。
だいたいの方が、お風呂上がりに90%のドライでやめてしまいそのまま寝るから朝にはしっかり寝癖がついてしまうのです。
逆を言うと100%しっかりと乾かしておけば寝癖はつきずらいはずです。(寝汗をかいてしまうと髪に水分は戻りますので多少寝癖がついてしまうと思いますが)
乾かした後、髪は熱をもっておりそのままにしておくのはよろしくありません。
必ず冷風でクーリングして仕上げましょう
クーリングすることでダメージの予防になるとともに髪の毛が引き締まり、形が決まります。
⑧ブロードライが終わったら洗い流さないトリートメントをまたつける
100%ドライされた後保護してあげることも大切です。
ドライ前のアウトバストリートメントはコンディションを整える目的やドライヤーの熱から守ることが目的でしたね。
ブロー後のアウトバストリートメントというのは髪のコンディションを整える目的は同じですが、今度は外気から髪を守ると言った目的になります。
ある種100%乾いているわけですから湿気などを含みやすくなっていることも事実です。
この時に髪にアウトバストリートメントをつけることでシールドするイメージを持ちましょう。
おすすめなのはオイルかエマルジョンタイプのアウトバストリートメント剤です。
ミストだと髪をまたは濡らしてしまうことになりますので控えましょう。
まとめ
正しい髪の乾かし方を理解すればサロン帰りのようなヘアスタイルを楽しめますね。
下のまとめをぜひ実践してみてください!
参考になれば幸いです。
知ってる?ドライとブローの違い
案外知らないドライとブローの違い、美容師の認識は下記の通りです。参考になさってください。
DACX NUU プライベートサロン
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【空き時間と予約可能時間の確認】をわかりやすくした記事を参考にしていただけると助かります。
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